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プロジェクトゼミ(春−5)・アフタースクールPPP社会起業構想

5月19日(火)

①フィールド調査
13時教室集合。
地図、ニュータウン案内パンフを配布、現地フィールド調査のため出発。
徒歩で向かう。
梅澤先生にもご同行いただいた。
梅澤先生のご専門は、レジャー、QOL、生涯学習。
今後は、梅澤先生及びゼミの協力もいただきながら、多摩ニュータウンのフィールドで連携できればと願っています。

多摩大学→多摩市陸上競技場→諏訪4丁目都営団地→諏訪5丁目団地→諏訪名店街
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地域の特性、資源、住民感覚、廃校の様子、商店街の違い、子どもの数、商店街の仮名の拠点づくりの歴史と現状、スーパー跡地の状況と活用法、幼稚園、保育園の状況。途中、先日懇親会(永山団地名店街・コミュニティ食堂「来夢」)でお世話になった、デイサービスもえぎ経営者の方に出会い、しばしお話。
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ちなみに、今回歩いたルートには、3箇所のネコ蝟集場所がある。
いわゆる住民が餌付けしている場所だ。それぞれの縄張りを侵さないように、時間になると餌をもらいに十数匹が集まる。人によく慣れている。団地部屋内は飼育禁止である。
<オフレコ>猫カフェやそうは言ってもペットフード屋や動物病院の需要はあるのかもしれない。
今回は、2回目となるが前回は大雨だったため、改めて行った。しかし、予定の永山団地名店街まで到達出来なかったため、次回、機会を創る。



②合同ゼミ
15時永山駅でゲスト講師のNPO法人 コドモ・ワカモノまちing、副理事長中田弾さんをお迎え。
車にて、法政大学多摩キャンパスへ向かう。
法政大学現代福祉学部保井ゼミ(地域づくり)他と合同ゼミとなる。
15:50到着
16:00~保井ゼミで自己紹介等交流。
16:30~複数ゼミ合同で特別講義
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 ・自己紹介
 ・事例を交えながら、「子ども放課後教室」の意義などを経験から語っていただく
 ・建築専門家として子どもに関わるようになった経緯など
 ・居場所における大人と子どもの心理
 ・子どもの環境の現状(サンマ(間)の欠如:時間・空間・仲間)
 ・自由遊び型(校庭開放)、○△教室型の違い
 ・トラブル防止のアドバイス
 ・どういうチームで関わっているか(千代田区での事例)
 ・学生の動員の秘訣
 ・質疑応答
  お仕事の体制、収入のことについて、子どもとのトラブルの対応、コツなど・・・・
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 18:00終了
 経験豊富と実践的に関わられているご経験から、知恵と観点等、かなり重要なアドバイスをいただくことが出来た。

 全く経験の無い中で、多摩ニュータウン内で始めようとしている、大妻女子大・法政大・多摩大の3つのゼミ。
 今後も、状況をご連絡させていただきながらアドバイスをいただいていくことでお願いをさせていただいた。
 
 多摩大プロジェクトゼミでは、「放課後児童の居場所」の中でも18時以降22時までのアフタースクール社会起業構想を打ち立てる。その前に、地域に未だ定着していない放課後教室(14時~16時)を開始する予定だ。
 地域の協議会、PTA、学校との連携は不可欠で、責任体制、連絡体制、学生のシフト、報告体制、プログラムんなど、地域密着型で行い、常に常に改善が必要となろう。
 現実に経験している人のアドバイザリーと、地域の父兄のネットワークづくりは不可欠である。

 学生も教員も今回の特別講義でリアル感とワクワク感(使命感)、緊張感が出てきた。ゼミとしては子ども放課後教室は、目的達成のための手段の一つとなる。が、現実に運営し、生命も関わるため、仕組みと体制は重要だ。
 次週からいよいよ本格的なヒアリング調査を進めつつ、企画、実践も始まる。
 経営情報学部のプロジェクトゼミ(地域経営、社会起業)が、建築家、福祉系学部(地域づくり)、社会系学部(居住空間)、小中学校、児童、地域住民、商店街と関わりながら、現実に身を置いていく。
もちろん、セーフティネットの中での研究・教育の一環にの活動になる。
しかし、これは実習、演習、現実、起業だ。