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【8月1日:午後4時半頃、神陵台E,E,いいまちづくりの会訪問】

内閣府の地域再生計画(明舞団地再生計画)に認定され、以下の国による支援措置を受けることが可能となっている。前回と同じく、この制度を利用して入居している3つの団体のうちの一つである。

神陵台地区は、1~9丁目まであり、3つの小学校区が存在する。人口は、8,000人で、神戸市垂水区と西区の2つの市が存在する。

以前、2004年11月当時の自治会長の3人のうちのお二人である、河田重一さん(神陵台E,E,いいまちづくりの会会長)と小山英二さんが中心となり呼びかけ、この会を立ち上げられた。

(写真右上:河田会長 左下:小山さん)
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(写真:センター外観)



目的は、
・まちづくりを科学的に研究すること。
・神陵台におけるコミュニティのあり方を探ること。

等である。
 背景には、明舞団地40年、再開発事業計画のこと。明舞の活性化。地域の問題解決の必要性がある。

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 多様な、また、区界もある街で、相互に集まれる「たまり場」的場所を目指している。
中国帰国子女家族の抱える問題と高齢化・団塊世代を企業人から地域人に軟着陸させられる体制の整備が第一の課題としている。
 この7月1日から開設され、OPEN:月~土、10:00~12:00、14:00~16:00

●活動内容
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・おもちゃライブラリーの開設
 スエモトさんが責任者。
 赤ちゃんから大人まで、いっしょに楽しく遊ぶというのがコンセプト。
 近隣に多く住む、中国帰国子女家族達も対象にしたい。
 おもちゃを作る。本を読む。
 おもちゃ図書館、おもちゃ工房を目指す。



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・健康と安全、食と健康、既設と健康管理教室
 元大学教授の近藤文子さん(健康システムコーディネーター)が責任者
 住民が健康に生きるための知恵を出し合うサロン的場所を目指す。

 このようにそれぞれが出来ることから始めるという姿勢、また問題解決のサロンに不可欠な拠点として、空き室目的外利用事業は役立ちつつあるという実感を抱きました。

 この後、公民館へ移動してさらに詳しくお話を伺うことが出来ました。
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 今後とも情報交換(明舞←→多摩)をよろしくお願いします。

これで、法政大学現代福祉学部保井ゼミ(地域づくりゼミ)の明舞団地視察記録を終わります。
後期、保井ゼミでは、多摩ニュータウン諏訪団地を中心とした、現状把握と、今後の再生計画に必要な課題を研究していく予定です。オールドニュータウン再生には、何が不可欠か、地域コミュニティの構築には何が、また、どのような役割が必要か、諸条件やベース、地権者の立場は違えども、明舞団地の先進事例から学ぶものは大きく、今後の交流の基礎が構築出来たものと確信します。
 今後、私自身も、地域や大学と関わらせて頂き、地域再生の実際にお関わりさせていただくことが出来れば幸せであります。
 ゼミ生、学生諸君のがんばりにも期待すると共に、彼らにとっても、将来大きく役に立つものと確信します。
 
 明日から後期が始まります。
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【8月1日:午後3時、共生ステーションめいまい訪問】

ここは、県営明舞団地の空室を利用して、地域高齢者サービスを提供しています。

ここは、内閣府の地域再生計画(明舞団地再生計画)に認定され、以下の国による支援措置を受けることが可能となっている。

国の支援措置
 ①公営住宅における目的外使用の柔軟化(若年世帯等住宅)
    ミックストコミュニティの推進、高齢者等への生活支援の充実、集合住宅
    建替事業の推進等を目的として、公営住宅を若年世帯住宅等として目的
    外使用する。
 ②公営住宅における目的外使用の柔軟化(コミュニティ拠点等)
    コミュニティの活発化や生活サービスの導入による生活支援の充実の
    ため、公営住宅を住宅用と以外に目的外使用する。


県営明舞団地の様子
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この制度を3つの団体が利用している。

まず、そのうちの一つ、「共生ステーションめいまい」の
代表 齊藤孝弘さんと、NPO法人ひょうごWAC(社団法人長寿社会文化協会)の入鹿山松子さんからお話をお聞きした。

代表の齊藤さん、ひょうごWACの入鹿山さん
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コンセプトは、「ちょっと共生してみませんか」ということで、多世代間、交流の場!
場所:8号棟1F241号室(明石舞子鉄筋)
OPEN:10:00~15:00 月・水・金
参加費:200円(お茶代含む)

こちらの選任スタッフは、NPO法人ひょうごWAC所属で、介護職の資格を全員が持っている。

NPO法人としての主な事業は、
・介護保険の指定居宅サービス事業
・自立支援の指定居宅サービス事業
・自立支援の外出介護事業
・訪問介護院養成研修
・保険外ヘルパー派遣 など。

この地域再生計画に基づく、「空き室事業」に応募し、入居している大きな理由は、やはり、地元として、信用・信頼・実績を積むため、現地で活動して足跡をに残していかないと、本物ではないという、入鹿山さん。
 現在は、5月に開設後、様子をみながら、アンケートをとったりしていて、この秋から本格的活動をされるところと伺った。
 今後、自治会との連携や、兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所との協働調査も行っていくとのこと。

 まさに、高齢化と老朽化、人口減が進むオールドニュータウンに、必要不可欠な機能を担おうと受け皿の役目を狙っているという印象を受けました。
 誰でも、なんでも、このような先駆者はご苦労が多いことと思います。それと、多摩ニュータウン・諏訪、永山団地では、このような取り組みは、恐らくまだないと思われます。

●(写真↓)共生ステーションめいまい外観(トレードマークの”はばタン”がかわいい)
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【8月1日:午後、明舞まちづくりサポーター会議議長、明舞センター商店会会長、小林明夫さんより講義】

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(写真)サポーター会議、商店会について講義してくださる小林さん
電気のサンワの経営者でもある。



小林さんの講義概要を記します。

●まちづくり広場について
 編み物教室、歌声喫茶、習字教室、絵手紙教室等、様々な集まりに利用されている。
 しかしながら、どのくらいの(まちづくり活動に)効果があるのかはまだ見えない。
 空き店舗を利用した事業を試行錯誤でやっているところ。
 目的は、シャッターを開け、賑わいを創出していくこと。
 客足は、減少している。

まちづくりサポーター会議について
 勉強会、明舞団地デザインコード勉強会等を行ってきている。
 団地の情報発信基地となるべく模索しているところ。

●明舞(中央)センター商店会について
 後継者不足。その中でも、勉強会を開催し、この時代に合う商店街づくりを模索している。
 まだ結束力が発揮できないでいる所。
 3年前ほど前から建て替え計画はある。PFIによる建て替えプランも。
 アンケートの結果、バリアフリー、道路導線に沿った、きれいなトイレというニーズがある
 現実を見ると、まだ機は熟していないと思う。

小林さん、ありがとうございました。現在じっくりと時期を見据えているという感じが印象的でした。準備し、受け皿を創り、じっと時期が到来するのを待っているという感じです。
今後、「多摩」とも情報交換させて頂ければ幸いです。

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聞き入る学生


明舞センター商店街の様子(マーケットのような形式になっている)
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【8月1日:午後、NPOひまわり会 入江一恵さんより講義】

[前回の続き]

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講義していただく入江さん


・ひまわり会のメンバー労働時間:
 07:30~19:30(12時間労働)、4日間/週
・団地高齢化率33%
・運営理念
 「安心」「美味」「栄養」の三拍子そろった、体にやさしい食事の提供。
・提供コンセプト:20品目/1食、高齢者と、男性の一人暮らし向け
・今年度の助成金を用いたイベント開催内容:男性料理教室開催、クリスマスコンサート
・今後:食のフェスティバルを誘致したい
・県の団地再生モデル事業とコミュニティー活性化事業で事業化されたNPO団体のうち、2/3は既に撤退。やはり助成金が切れて、自主資金となるとしんどい?
・過去→現在→未来:よそ者(信頼無し)→地域に必要とされている→潜在的ニーズを掘り起こし、もとt地域の期待に応えていきたい。
・現在、配食サービスの希望者が多くなってきている。(一人暮らし、病気の方)
・配食=>「見守り」を兼ねている。非バリアフリーのオールドタウンでどうやって買い物に来られるか?!
・そのような利用者のニーズに応えられるのはNPO法人が最適。行政や営利業者ではしにくい事業。隙間を埋める役割。

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・ニーズの多様化で、現在ボランティア38名、有償(配食)カーボランティア7名
 駐車取り締まり強化で今後は、2名体制で回らないと行けない・・・・・(高コストに)


・昨年の決算は赤字の現状

この後、入江さんは、大急ぎで持ち場へ戻られた。お忙しい中、丁寧にご講義いただき、感謝致します。ありがとうございました。

講義を受ける学生と、奉仕する高齢者の方々
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感想:近隣大学がの単位取得の一環や、実習、学生インターン制度などで、大学とNPOが協働できれば、お互いの効用が大きいと感じました。

なお、東京・多摩ニュータウン永山団地にも同様のNPOがある。
NPO福祉亭 http://www.fukusitei.org/index.html
詳しいことを知らないので、近いうちにお邪魔させてもらうつもりです。我が家の近所です。

御礼にかえまして、宣伝をさせて頂きます。

●NPOひまわり会では、ボランティアを募集している
・食堂(定食、配食用弁当)の調理を手伝っていただける方
・お弁当を高齢者の方々の自宅に配達していただける方
・野菜などの販売を手伝っていただける方
・お店でお年寄りの話を聞いたり、自宅を訪問して聞き取りケアのできる方
 いずれも、年齢・性別・資格の産むや経験を問わないと言うことです。

また、NPO活動と事業を応援していただく賛助会員を募集している。
ひまわり会友の会として、お店の利用を呼びかけたり、ボランティアに参加したり、応援をして頂ける方。
 賛助会員会費:3,000円/一口
 正会員会費:5,000円(ひまわり会の運営に参加していただける方)

★ご連絡、問い合わせは直接ひまわり会へ
●住所(地図
 兵庫県神戸市垂水区狩口台1-16 明舞センター1階
●TEL/FAX
 078-783-7784
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【8月1日:お昼:ふれあい食事処・明舞ひまわりにて昼食】

ひまわりHPはこちら

私たちが伺った時の模様を、”ひまわり”ブログに掲載して頂きました。(逆取材ww)

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そこは、明舞団地・明舞センター商店会の中にある。
ふれあい食堂(昼の定食・配食・喫茶)、有機・無農薬・減農薬野菜の販売を行っている。


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大人数で伺ったので、2Fの広場部も使用させて頂き、お昼を頂いた。


かわいいメニュー!
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頂いたお食事(本当にヘルシーで美味しかったです!)
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他のお客様。
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厨房の様子
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新鮮、色も良く、地元で作られた野菜。
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(逆取材された)”ひまわり”のブログから・・・・ただいま食事中 の様子 &ご説明頂いたNPOひまわり会 入江一恵さん。
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次回は、入江一恵さんからヒアリングした内容をレポートします。
NPOひょうご農業クラブは、「明舞団地の再生とコミュニティの活性化事業」(兵庫県、2003年)の一環で、NPOによる団地再生モデル事業を募集し、県が誘致した団体。
NPO法人ひまわり会が同NPOと連携し、2年間の助成機関の終了後も自主財源で活動を継続している。兵庫県の明舞団地再生事業とコミュニティー活性化に協働する事業となっている。ミニP/PP(官民連携)といえよう。

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