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他ゼミ生がインタビューに来られ、街に関わる人が増えました。

多摩大学において、同じくプロジェクトゼミを開講される中庭先生のゼミ生が多摩ニュータウン・諏訪名店街内にあるオフィスを訪ずれました。

他ゼミ生がインタビューに来られ、街に関わる人が増えました。_a0009097_12553232.jpg


中庭先生が開講されるゼミのテーマは、『多摩市のシティセールス』となっている。
目的を、地域の魅力を発見し、効果的に広報するシティセールスを、「多摩観光ガイドブックづくり」プロジェクト運営を通じて学ぶとしている。

まちを売り込む、広報する、対外者に街の魅力を伝える、地元民にも愛着をもってもらうことで”まち”の発展に繋がっていくものだと定義されている。
受講生は、この講座を受講し、研究することで、分析手法を身につけ問題解決能力が開発されることになります。

そのような中、2年生の菊池さんは、複数のテーマの中から、「諏訪・永山の商店街」を選択され、今後取り組まれる。

先日、ご丁寧なアポイントメントの連絡をいただき、予定を調整した結果、本日午後に開催することとなった。事前に準備され、内容をお送りいただいたので、若干の資料を用意することもできた次第です。

まず、多摩大学の学生もしかりですが、4つの近隣大学に入学された学生は、まず地元民では無い。多摩ニュータウンも、このようにして授業で扱われない限り、4年間踏み込むこともない学生が大多数かもしれない。
今回、担当する菊池さんも、先日のフィールド調査で初めて訪れ、本日が二回目だ。
駅から徒歩でお出でいただいたが、自分で街に触れて行くことは最重要である。

また、多摩ニュータウンは街開きから39年。学生は当然誕生もしていない。それどころか、その半分くらいの年齢だ。
まずは、わが国の歴史やニュータウン誕生秘話、ニュータウンの構成、人工的に造られた新造住宅街のこと、一般的な街との違い、今起きている、びっくりするような現象なども織り交ぜてお話しする必要があった。当然であり、びっくりもされていた。
もしかしたら、考えていたことと大きく違ったことになっていくかもしれないし、私(ご本人のコメントを引用すれば、「商店街のことをいろいろ知っている方」)という存在が、想像と全然違ったのではないだろうか。

これからどのようにテーマに挑み、どう料理していただけるのか楽しみなところです。
よそものから見た地域のマップ。
どう街の魅力をとらえ、それがどのようにまとまり、街へ影響していくことになるか。

私も楽しみにお関わりさせていただきたいと思う。我がゼミ生が”子ども”なら、菊池さんは孫だろうか。
がんばってください。