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官学連携イベントもうひとつの成果/お祝い事

去る2007年9月8~9日に、多摩市では、「TAMAMIRAI2007多摩市民まちづくり討議会」を"プラーヌンクスツェレ"といわれる方法で行った。

コチラから報告書が確認出来ます。

「市民が求める多摩市の図書館・図書館サービス」ということで、無作為抽選で選ばれた市民が、日当をもらって参加、実行委員会側が、情報提供を行い、参加市民に徹底的に討議してもらい、結論をとりまとめてもらう方式だ。

ドイツの市民討議会は、これを2週間繰り広げる。わが国とは国民慣習や、議会制度、国民性も違うわけであるが、ここでは多くを述べませんが、2日間、初めて出会った老若男女が、立場の違い、意見の違いを、互いに尊重し合って、わかり合って、二日目の最後には、市民が市民になり、立派に意見をとりまとめることがが出来たことを確認した。

まさに市民に的確な情報提供を行い、討議したその結果は、適正かつ建設的な意見で一致し得ることが出来るわけです。

これは、
行政側(企画課、図書館)が事務局で、
多摩青年会議所(多摩JC)、
法政大学現代福祉学部/保井ゼミ(地域づくり)他、
首都大学東京法学系/大杉ゼミ(行政学)
市役所職員有志

が関わって実行委員会を構築した。
私は、当時から関わっている法政大学側の学生の監督教員として、また、公民連携分野に関連して、いかに「サイレントマジョリティー」(声なき声)を引き出すか、合意形成ではなく、いかに参加者が自らの意見をとりまとめるのかをリサーチさせていただくため、がっつりと体験させていただいた。

多摩市でも初の試みとして、実行委員会では、各地の青年会議所(JC)の協力を得て、事前学習やシミュレーション等を複数回行い当日に備えた。

行政職員だけでなく、学生の意見も取り入れ、当日予想されるであろう様々な事柄について徹底的に議論した。
半年間にわたり、月に複数回、市役所と公民館と交互に集まり準備を行う中、自然と皆はきってもきれない関係dくりを行うことが出来た。これも大きな成果だ。普段決して生まれない関係である。
まさに20歳~50歳代、学生、若手職員、熟年職員が立場を超えて協働した。
私も青年会議所メンバーや、メーンで取り仕切った行政職員メンバーとは同年代で、よい人間関係を作ることにもつながり、その後も何かとお会いしている。

ここでは述べないが結果は大成功で、あとで、結果に触れたブログをトラックバックしておきますので、そちらでご確認いただければ幸いです。

さてさて、本題・・・・
本番も終わり、同年12月3日(日曜)に「提案・報告会」も行ない、多摩市教育委員会に提出。大成功に終わった。

後で知ったのだが、その中から愛が育まれ、結婚に至ったカップルが誕生した。
その結婚パーティを、先般、6月21日に執り行い、私が不肖ながら司会を務めさせていただいた。企画段階で、やはり同年代のJCメンバー、市職員と協働させていただいた。
そのパーティでは、市民討議会スタッフメンバーのほとんどが勢揃いし、同窓会のようになった。
まさに、このカップルの誕生も大きな成果なのである。
新郎は、私が引率した、法政大学の学生、当時4年生、現在は大学院に進学のN君。そう3月に入籍したのでまさに学生結婚だ。
新婦はSさん。市役所職員だ。ボランティアスタッフとして、当時の図書館長に推薦されて参加されていた。当然年上女房。
なので、私と、新婦をスタッフに推薦された前図書館長がキューピットということになる。{%ハート射止めるdeka%}

こんなことってあるのですね。市民活動に参加していたゼミの学生が、、、、、、学び、研究、体験を重ねるたと共に、幸せも手に入れました。官と大学の連携でしたが、象徴的なことも結果として残ったわけです。
ということで、しばらくは式を挙げないということで、私たちでささやかながらパーティをさせていただいた。

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 ケーキ入刀


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 まさに同志同窓会


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 保井先生(右)と、私も一緒に


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 前図書館長


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負けないくらい幸せな笑顔のお二人は、たまたまこの一週間後に結婚される、スタッフとして参加していた新郎と、そのフィアンセ


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3時間のパーティが、笑顔あり、サプライズあり。一般的な式場の披露宴では、2時間のうち、お色直しなども入ると、ほとんど新郎新婦とゲストが交流する場が少ないですよね。
私自身の経験も活かし、まぁ今回の場合は、新郎新婦がゲストなわけですが、徹底的に食べて笑って、サプライズの嵐としてみました。サウンドもふんだんに準備させていただき、当時大学生だった彼らも立派な社会人、そして若手職員の協働での生楽器演奏に合わせた合唱等々、またなれそめエピソード、討議会などもりだくさん。
飲めないのもつらかった瞬間の司会役でもありました。音楽コントロールと両立は難しいですね(反省)

今回の会場は、UN BESITO(ウン・ベシート)さん。上記のわがままを聞いていただき、美味しいスペイン料理に、ウエディングケーキ、、、、本当に場所や、音響設備もご提供いただき感謝でした。素敵な3時間が、あっという間に過ぎていきました。
おすすめのお店です。京王/小田急永山駅すぐです。

会場内も二人のカップルの存在もあり、仲間からでたカップルを祝う幸せなオーラで満ちあふれていました。
N君、Sさん末永くお幸せに。そして多摩市の未来のために今後ともよろしくお願いします{%チョキwebry%}
{%力仕事webry%}

実は私が、キューピットとなったのは二回目。学生時代にバイトを紹介した同級生がやはりバイトに来られていた年上の女性とご結婚されました。

保井ゼミ一期生(3年前の卒業生で、保井先生の産休中に私が4年生の後期を担当させていただきました)のお一人からも昨日結婚式招待状を頂戴した所です。(この二人は、同じ学部だったようです)。この一期生はもう一組、ゼミ内カップルもおられるようで楽しみ。
こうして大学生や、街がHappyになっていくのはよいものですねぇ。私自身も励みになります。