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 島根県海士町(あまちょう)で起ち上がった、海士町まちづくり再エネベンチャーである、「海士パワー株式会社」が出資株主を募集しています。
 この企業は、官民連携(海士町、山陰合同銀行、海士パワー)で起ち上がっており、私の旧来からの知人である、山本 永さんが代表を務めておられ、長野県茅野市(奥様の故郷へIターン)において、「茅野まちづくり太陽光発電所」事業の実績があります。(クラウドファンディングによる資金調達)

 海士パワーでは現在、1月10日まで、出資者(3万円/3株/1口)を募っており、出資することで募集株式の株主となります。
 
 エネルギーの”地産地消”の観点では、本土においては、送電線により様々な電源が連系されていますのでなかなか成り立ちづらい。
 一方、隠岐諸島の一つである中ノ島にある海士町では、隠岐諸島にある中国電力の火力発電所より海底ケーブル経由で電力が供給されておることで、本土の送電線網とは分離されており、太陽光発電や、風力発電等の再生可能エネルギーを拡大していくことで、島内でのエネルギー自給率が高めることが可能です。
 隠岐・中ノ島では、今後も太陽光発電、小型風力発電の整備を進め、未利用資源を活用した発電の導入可能性調査も進める方針とのことです。

 今回、2018年1月10日まで集している小口株主は、毎年1口あたり1,000円分の海士町産品の商品券で配当される仕組み。また、売電収入の一部は、海士町に寄付され、地域活性化に役立てられます。

 私(片桐)も、出資させていただくと共に、事業開発のアドバイザリー協力も行わせていただきます。
 この記事をお読みの皆様にありましても、この新しい仕組み(官民連携、「エンジェル税制」(所得控除)活用型)による再エネベンチャーへの小口投資家になることでの応援を是非ご検討ください。

【参照URL】
株式会社海士パワー 

・日本経済新聞2017/11/3記事


海士パワー座談会
エネルギーの地産地消、海士町再エネベンチャー株主募集_a0009097_19560628.png



 

昨年中はお世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年ご挨拶 2018_a0009097_19054193.jpg
片桐 徹也 KATAGIRI,Tetsuya
再生可能エネルギー発電事業会社勤務
東洋大学大学院経済学研究科 公民連携専攻/客員教授

# by kata0311 | 2018-01-02 19:08
新年ご挨拶 2017_a0009097_23305604.jpg
片桐 徹也 KATAGIRI,Tetsuya
再生可能エネルギー事業会社勤務
東洋大学大学院経済学研究科 公民連携専攻/客員教授
建設コンサルタント(開発・地域づくり)



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# by kata0311 | 2017-01-01 00:00 | me
 今年度の多摩市「わがまち学習講座」の企画づくりが大詰めを迎えています。
本講座(2016年10月~全7回)に参画いただくことで、地域課題に関わっていくことに対する当事者意識、責任者意識を自覚することが出来て、その後は、産官学市民連携による実行フェーズを一緒に創り上げるというような企画を構想中です。
 これまでの3カ年間で試行された「わがまち学習講座」を、徹底的に分析し、企画調整して打ち出すのが今年の「わがまち学習講座」となります。
 市民受講生が地域課題についての事実を正しく認識し、わがまち(多摩市)が、おおむね20年後にあるべき姿(あらゆる事象を克服したり、活かしたり、強めたりすることで実現する)を認識することでを描くことで、それを実現するために歩み出す第一歩を踏み出すきっかけとなります。
 受講後は、市民と産/官/学の各セクターを継続的に連携させる仕掛けを考えています。

↓ 本日の企画会議の様子。
 (多摩市役所 文化・市民協働課職員、東京都市大学・小池研究室メンバー、ファシリテーター3名)
多摩市のミライを企図するプロジェクト_a0009097_1516431.gif
現段階で発表出来ることは次の通りです。
・講座名「みんなで描こう 多摩市のミライ」-わがまち学習講座-
・2016年10月8日(土)~2016年12月17日(土)全7回
・講師・ファシリテータ-
 :小池星多(東京都市大学メディア情報学部 社会メディア学科 教授)
  小室 大(ダイスカンパニー代表)
  片桐徹也(東洋大学 大学院経済学研究科公民連携専攻 客員教授)
・「東京都市大学・小池情報デザイン研究室」がグラフィックファシリテーションで討議をサポート
・今年度、既に、首都大学東京プロジェクト型統合研究チームが、多摩市の課題について基礎研究を行っており、第1回目の時に、レクチャーいただきます。
 研究テーマ(5テーマ)
  :地域で関わる子育て
   アクティブシニアと地域の若者との交流(健幸まちづくり)
   歴史認識とコミュニティ形成の相関性
   東京オリンピック・パラリンピックと市民にとってのレガシー
   多摩中央公園内施設を活用した多摩センター地区の活性化
  
現在、次の役割で関わっていただける大学のゼミナール、研究室を探しております。(担当教員共)
・メディア広報
・次の各テーマに、産官学市民連携で継続的に関わって頂ける研究体
 1.子育て(子どもを育てることがうれしいと思える地域づくり)
 2.多世代交流(スマートウエルネスシティの課題)
 3.地域活性化(多摩センター地区)

 多摩市内5大学または、周辺自治体の専門領域に関わる機関のゼミ、研究室を念頭においています。
 ゼミナール(研究室)担当教員と所属学生(院生)、行政担当者、ファシリテーターが連携して、謂わばシンクタンク機能を創出していくことを目指します。(サービス・ラーニング(学びによる地域貢献)的に)
 なお、当講座は、現多摩市長と共に発案したのが発端です。
 沿線鉄道事業者様や、地域密着の企業様の協力も期待しています。(協働)

 地域の将来や、課題解決を担う人材は、自治体のみならず、地域住民や地域大学、地域の民間企業を含めたマルチステークホルダー(多様な利害関係者)を巻き込んでデザインされていくものと考えます。
 実行する主体が、「官」か「民」か「NPO」かではなく、各セクターでリスクを負っている人材が、地域課題発見、現状分析、政策形成のプロセスに模擬的、演習的に関わりながら、当事者意識や、責任者意識を自覚し、ついには、相互間の事情を認識することにより、異なるセクター間におけるコミュニケーション能力の向上、また、課題解決や、実行すべきプランを実現させるチカラが身につくことを目指します。

 期待される参加者像(必ずしも限定はしていません)
 ・概ね20~40代の地域の担い手となる意欲のある方
 ・まちの活性化に取り組む意欲のある方
 ・多摩市におけるコミュニティデザインに興味・関心のある方
 (子育て世代、社会人、市内企業所属の会社員、起業家、NPO等の職員、市内在住/在学学生、留学生等)

詳細は決定の都度、続報いたします。
なお、多摩市広報9月5日号で正式募集要項が掲載される予定です。(参加希望者は、そちらに掲載される連絡先にお問い合わせください)

少しでも関心のある、大学、研究室、ゼミの担当教員の方は、下記までお問い合わせください。
片桐(ファシリテーター)
  E-mail: katagiri【@】toyo.jp
  ※【@】の【 】を除いたアドレス宛、電子メールにてお送りください。

多摩市のミライを企図するプロジェクト_a0009097_22144496.jpg

新年 明けましておめでとうございます_a0009097_12223163.jpg

# by kata0311 | 2016-01-01 12:23